10. コンビニエンスストアを利用した小中高生を対象とした食生活の現状調査

小児期から適切な生活習慣を身に付けることは, 成人期以降の健康を維持する意味で重要である. しかし, 実際には, 現在の社会環境のなかで正しい生活習慣を身に付けてゆくことは困難であると思われている. そこで, 医療, 行政, 学校, 学術, 地域が一体となって小児期からの健康教育を進めるべく, 徳島県医師会が, 小児生活習慣病予防対策委員会を発足させた. 我々は, 食習慣の実態を把握するためのパイロットスタディとして, 試験的に市内のコンビニエンスストア前でアンケート調査を行った. この結果, 学年が進むにつれ, 夜更かしをし, 朝食をとらない等, 生活が不規則になっていることが明らかとなった...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本農村医学会雑誌 2002, Vol.50 (5), p.723-724
Hauptverfasser: 笹原賢司, 田中久子, 新家利一, 中堀豊
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:小児期から適切な生活習慣を身に付けることは, 成人期以降の健康を維持する意味で重要である. しかし, 実際には, 現在の社会環境のなかで正しい生活習慣を身に付けてゆくことは困難であると思われている. そこで, 医療, 行政, 学校, 学術, 地域が一体となって小児期からの健康教育を進めるべく, 徳島県医師会が, 小児生活習慣病予防対策委員会を発足させた. 我々は, 食習慣の実態を把握するためのパイロットスタディとして, 試験的に市内のコンビニエンスストア前でアンケート調査を行った. この結果, 学年が進むにつれ, 夜更かしをし, 朝食をとらない等, 生活が不規則になっていることが明らかとなった.
ISSN:0468-2513