11. 有病率及び日常生活習慣からみた健康管理活動の効果について
検診及び健康教育活動を含む健康管理活動の実施によって, 有病率および日常生活がどう改善されるかを分析した. 検診内容は集団スクリーニング方式とし, その中から検診群(5年間継続受診者)と対照群(初年度と5年度は受診しているが, その中間は受診していない者)について, 性年齢居住場所をマッチングして, それぞれ同数を無作為抽出したところ, 検診群, 対照群ともそれぞれ男子449人, 女子888人, 計1,337人となった. これを対象人員として, 5年間の推移を比較した. 分析結果は以下のごとくである. (1)健康管理活動の効果は, 全体的に有病率よりも日常生活の改善に著明であった. (2)女子...
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Veröffentlicht in: | 日本農村医学会雑誌 2001, Vol.50 (4), p.637-638 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 検診及び健康教育活動を含む健康管理活動の実施によって, 有病率および日常生活がどう改善されるかを分析した. 検診内容は集団スクリーニング方式とし, その中から検診群(5年間継続受診者)と対照群(初年度と5年度は受診しているが, その中間は受診していない者)について, 性年齢居住場所をマッチングして, それぞれ同数を無作為抽出したところ, 検診群, 対照群ともそれぞれ男子449人, 女子888人, 計1,337人となった. これを対象人員として, 5年間の推移を比較した. 分析結果は以下のごとくである. (1)健康管理活動の効果は, 全体的に有病率よりも日常生活の改善に著明であった. (2)女子では検診群, 総合判定といくつかの有病率に改善が見られたが, 男子でははっきりしなかった. (3)日常生活では, 男女とも増加がみられたのは, 卵, 肉類, 魚類, 大豆類, 海草類, 油料理の摂取, 及び運動体操の実施であった. (4)タバコに関しては, 男女とも差はなく, 効果は見られなかった. |
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ISSN: | 0468-2513 |