3. 当院外来における糖尿病教室の実践報告‐参加者を拡げるための工夫
食生活の欧米化車社会による運動不足やストレスなどにより生活習慣病のひとつである糖尿病が増加している. 日常診療での十分な指導が困難な現状がある. 当外来では糖尿病教室の開催や糖尿病友の会の結成など精力的に取り組んで来た. 平成3年より継続している糖尿病教室(以下教室とする)において仕事を理由に学習の機会を逃している人や新たに診断された人の参加を拡げる為に, 1)開催日を土曜日の午後にする. 2)好評である試食などの体験を取り入れる. 3)外来受診した糖尿病患者に教室の計画表を渡す. 4)更に主治医から教室への参加を促してもらう. 5)友の会で教室をアピールしたり会報で知らせる. 以上の企画によ...
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Veröffentlicht in: | 日本農村医学会雑誌 2001, Vol.50 (1), p.62-62 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 食生活の欧米化車社会による運動不足やストレスなどにより生活習慣病のひとつである糖尿病が増加している. 日常診療での十分な指導が困難な現状がある. 当外来では糖尿病教室の開催や糖尿病友の会の結成など精力的に取り組んで来た. 平成3年より継続している糖尿病教室(以下教室とする)において仕事を理由に学習の機会を逃している人や新たに診断された人の参加を拡げる為に, 1)開催日を土曜日の午後にする. 2)好評である試食などの体験を取り入れる. 3)外来受診した糖尿病患者に教室の計画表を渡す. 4)更に主治医から教室への参加を促してもらう. 5)友の会で教室をアピールしたり会報で知らせる. 以上の企画により実践の成果が得られたので報告する. 引き続き患者の属性に応じて時間的な配慮や工夫をし参加しやすい企画にする必要がある. また友の会の活動を通し会員のつながりを深め教室への関心を高めたい. |
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ISSN: | 0468-2513 |