3. 人間ドック受診者への支援を考える

〔はじめに〕成人病が生活習慣病に変わったが知識があるというだけでは人は行動へは移せない. 支援の仕方を変えたので報告した. 〔当院での取り組み〕まず問診で受診者を5タイプに分類する事にした. タイプ別に効果的な支援を行うためである. しかし判断のための基準がはっきりしないという問題はある. また, 一泊ドックで健康観・人生観などのテーマを中心にディスカッションを行っている. 同じ立場の受診者からの実体験などの話は動機づけとしても効果があり自分自身にも気づきがある. 最後の個別相談ではすべての情報を基にタイプに合わせた支援目標を決め, 面接にあたる. 受診者の話をよく聞きながら自己決定できるよう...

Ausführliche Beschreibung

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本農村医学会雑誌 2000, Vol.48 (5), p.729-730
Hauptverfasser: 洞野明美, 小松淳子, 宮本ゆう子, 北條佐智子, 高山多美子, 大野郁恵, 関屋裕美, 小泉陽一, 黒岩靖
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:〔はじめに〕成人病が生活習慣病に変わったが知識があるというだけでは人は行動へは移せない. 支援の仕方を変えたので報告した. 〔当院での取り組み〕まず問診で受診者を5タイプに分類する事にした. タイプ別に効果的な支援を行うためである. しかし判断のための基準がはっきりしないという問題はある. また, 一泊ドックで健康観・人生観などのテーマを中心にディスカッションを行っている. 同じ立場の受診者からの実体験などの話は動機づけとしても効果があり自分自身にも気づきがある. 最後の個別相談ではすべての情報を基にタイプに合わせた支援目標を決め, 面接にあたる. 受診者の話をよく聞きながら自己決定できるよう支援していく. おわりに:タイプ別の判断, 支援の方法, 評価の仕方など様々な課題がある. 今後, 更に一歩一歩進んでいきたい.
ISSN:0468-2513