モノクロナール抗体を用いたラテックス比濁法試薬「ピュアオートS CRPラテックス」について
汎用タイプ自動分析用CRP検査薬では, これまでポリクローナル抗体が使用されていましたが, 「ピュアオートS CRPラテックス」では反応性の高いモノクローナル抗体を用いて高性能を実現しました. その概要を紹介いたします. 1. 測定原理 ラテックス免疫比濁法(LTIA法) 2. 構成試薬 緩衝液:20mMトリス緩衝液(pH8.5) ラテックス試薬:抗ヒトCRPマウスモノクローナル抗体感作ラテックス(2.25mg/ml) 3. 1種類のモノクローナル抗体を使用しています. CRPは5個のサブユニットが結合したホモ5量体です. そのため同じエピトープが5ヶ所あるので, 1種類のモノクローナル抗体で...
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Veröffentlicht in: | 生物試料分析 1999, Vol.22 (1), p.83-83 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 汎用タイプ自動分析用CRP検査薬では, これまでポリクローナル抗体が使用されていましたが, 「ピュアオートS CRPラテックス」では反応性の高いモノクローナル抗体を用いて高性能を実現しました. その概要を紹介いたします. 1. 測定原理 ラテックス免疫比濁法(LTIA法) 2. 構成試薬 緩衝液:20mMトリス緩衝液(pH8.5) ラテックス試薬:抗ヒトCRPマウスモノクローナル抗体感作ラテックス(2.25mg/ml) 3. 1種類のモノクローナル抗体を使用しています. CRPは5個のサブユニットが結合したホモ5量体です. そのため同じエピトープが5ヶ所あるので, 1種類のモノクローナル抗体で免疫凝集体を作ることができます. 4. 反応特性に優れたモノクローナル抗体を使用しています. ヒト精製CRPを用いて反応特性の最も優れた抗体を産生するマウスハイブリドーマをクローニングしました. このハイブリドーマからモノクローナル抗体を産生させ使用しています. 5. ラテックスは単一粒径の小サイズを使用しています. (1)試薬ブランクが小さい. 約500mABS(600nm)(2)抗体感作ラテックス試薬のロット間差が小さい. |
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ISSN: | 0913-3763 |