リアルタイム精度管理
I. リアルタイム精度管理の概念 最近, 臨床検査領域において「リアルタイム精度管理」という言葉がよく用いられるようになった. この「リアルタイム」ということばの意味する内容は, 測定値が出ると即刻その測定値に何らかの対応が行われることを意味するものであり, JIS規格C6230情報処理用語の中で次のように定められている. また相対することばとしてバッチ処理があるが, この2つについてJIS規格より引用する. (1)0301 バッチ処理(一括処理)batch processing データ処理において, 必要なデータをためておき, それをひとまとめに処理する方式. (2)0302 リアルタイム処...
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Veröffentlicht in: | 生物試料分析 1986, Vol.9 (2), p.8-13 |
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Hauptverfasser: | , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | I. リアルタイム精度管理の概念 最近, 臨床検査領域において「リアルタイム精度管理」という言葉がよく用いられるようになった. この「リアルタイム」ということばの意味する内容は, 測定値が出ると即刻その測定値に何らかの対応が行われることを意味するものであり, JIS規格C6230情報処理用語の中で次のように定められている. また相対することばとしてバッチ処理があるが, この2つについてJIS規格より引用する. (1)0301 バッチ処理(一括処理)batch processing データ処理において, 必要なデータをためておき, それをひとまとめに処理する方式. (2)0302 リアルタイム処理(実時間処理)real time processing データ処理において, 外部事象の発生に応じて要求された時間内にデータを処理する方式. このようにリアルタイム処理ということばは, 情報処理分野で用いられ, 要求があれば即座(real time)にそのJOBの処理をはじめることである. これに対してバッチ処理とは, 時間的に急がずデータがまとまった時点に処理することでありその処理の順位はリアルタィム処理が優先する. |
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ISSN: | 0913-3763 |