前立腺がんI-125小線源永久挿入療法における術中修正法
国立国際医療センター放射線治療部では,2004年 4 月以来,前立腺がん小線源永久挿入療法を施行してきたが,2006年 4 月より,術前計画法から術中修正法に変更した.術前計画法で治療された106例と術中修正法で治療された42例の線量評価を比較した.術前計画法の術時間は平均84分,術中修正法では平均92分であった.術前計画法および術中修正法ともに,前立腺体積は術後計画時には術前計画時より減少していた.また,前立腺線量評価諸因子(V100,V150,D90%)も,術後計画時には術前計画時に比較して有意に低下していたが,その減少は術前計画法施行例で,より大きかった.術後計画時の前立腺V100および...
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Veröffentlicht in: | Journal of JASTRO 2007/12/25, Vol.19(4), pp.277-281 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 国立国際医療センター放射線治療部では,2004年 4 月以来,前立腺がん小線源永久挿入療法を施行してきたが,2006年 4 月より,術前計画法から術中修正法に変更した.術前計画法で治療された106例と術中修正法で治療された42例の線量評価を比較した.術前計画法の術時間は平均84分,術中修正法では平均92分であった.術前計画法および術中修正法ともに,前立腺体積は術後計画時には術前計画時より減少していた.また,前立腺線量評価諸因子(V100,V150,D90%)も,術後計画時には術前計画時に比較して有意に低下していたが,その減少は術前計画法施行例で,より大きかった.術後計画時の前立腺V100およびD90%の平均は,術前計画法と術中修正法で,それぞれ89%および93.3%,100%および111%であり,いずれも有意差をもって術中修正法で高かった.それに対して尿道および直腸の線量は,両者で有意差がなかった.術中修正法は,質の高い前立腺がん小線源永久挿入療法のために有用であることが示された. |
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ISSN: | 1040-9564 1881-9885 |
DOI: | 10.11182/jastro.19.277 |