節外性悪性リンパ腫: 部位別治療から病理診断別治療へ

代表的な節外性悪性リンパ腫について, 部位別にREAL分類に従って病理中央診断を行い, 臨床データをRetrospectiveに解析し, 今後の臨床試験を立案する際の本邦でのBackground Dataとすることを目的として,「厚生省がん研究助成金: 高齢者がんの放射線治療の適応に関する研究」(主任研究者: 池田恢) において多施設共同調査研究が実施された. 平成10年調査では, 1988年から93年までにStagel, IIと診断され根治治療が行われた1,141例が集積された, 平成11年病理中央診断調査は, 臨床データおよび未染病理標本プレパラートがそろったワルダイエル輪45例, 鼻腔副...

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Veröffentlicht in:Journal of JASTRO 2002/03/25, Vol.14(1), pp.1-14
Hauptverfasser: 小口, 正彦, 池田, 恢, 中村, 栄男, 土田, 恵美子, 酒井, 邦夫, 笹井, 啓資, 長谷川, 正俊, 斉藤, 真理, 鬼丸, 力哉, 鹿間, 直人, 中村, 和正
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:代表的な節外性悪性リンパ腫について, 部位別にREAL分類に従って病理中央診断を行い, 臨床データをRetrospectiveに解析し, 今後の臨床試験を立案する際の本邦でのBackground Dataとすることを目的として,「厚生省がん研究助成金: 高齢者がんの放射線治療の適応に関する研究」(主任研究者: 池田恢) において多施設共同調査研究が実施された. 平成10年調査では, 1988年から93年までにStagel, IIと診断され根治治療が行われた1,141例が集積された, 平成11年病理中央診断調査は, 臨床データおよび未染病理標本プレパラートがそろったワルダイエル輪45例, 鼻腔副鼻腔茎5例, 甲状腺ig例, 計79例を対象とした. 節外性悪性リンパ腫に関する。事項を報告した. 平成10年調査報告: 部位別の頻度は, ワルダイエル輪41%, 甲状腺7%, 鼻腔5%, 口腔4%, 副鼻腔3%, 眼窩付属器3%, 皮膚2%などであった. 節外性リンパ腫例の隼齢中央値は60歳であり, 節性リンパ腫例の56歳よりも4歳高かった (p
ISSN:1040-9564
1881-9885
DOI:10.11182/jastro1989.14.1