喉頭癌放射線治療におけるACCELERATED HYPERFRACTIONATIONの効果に関する回顧的研究

喉頭扁平上皮癌に対するaccelerated hyperfractionation (AHF) の腫瘍効果と正常組織に対する副作用を回顧的に検討した. 1974年から19年間に自治医大放射線科において根治照射 (総線量50Gy以上) を受けた226名を対象として, 週10回分割 (AHF) 群 (105名) と週3 (25名) 一週5回分割群 (96名) の局所制御率などを比較した. 追跡期間中央値は6.2年である. 5年制御率はI+II期においてAHF法97%, 週3-5回法74%と有意にAHFが高く (P=0.0003), III+IV期で72%に対して22%と同様にAHFが高かった (P...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:Journal of JASTRO 2000/03/25, Vol.12(1), pp.37-44
Hauptverfasser: 菅原, 正, 仲澤, 聖則, 柴山, 千秋, 増淵, 二郎
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:喉頭扁平上皮癌に対するaccelerated hyperfractionation (AHF) の腫瘍効果と正常組織に対する副作用を回顧的に検討した. 1974年から19年間に自治医大放射線科において根治照射 (総線量50Gy以上) を受けた226名を対象として, 週10回分割 (AHF) 群 (105名) と週3 (25名) 一週5回分割群 (96名) の局所制御率などを比較した. 追跡期間中央値は6.2年である. 5年制御率はI+II期においてAHF法97%, 週3-5回法74%と有意にAHFが高く (P=0.0003), III+IV期で72%に対して22%と同様にAHFが高かった (P
ISSN:1040-9564
1881-9885
DOI:10.11182/jastro1989.12.37