下咽頭癌の放射線治療

1971年1月から1991年9月までの下咽頭癌66例の放射線治療成績をretrospectiveに検討し, 放射線治療の指針を探った.Tlの2症例は局所照射 (原発巣へ54Gyおよび61Gyが投与) で治療され, 照射単独で局所制御された.T病期にかかわりなく頸部リンパ節転移陰性例 (30例) のうち原発巣が制御された15例において, 予防的頸部照射例 (6例) と非照射例 (9例) のリンパ節非再発率は各々100%, 55.5%であり, 前者で再発率が有意に低かった (p...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:Journal of JASTRO 1992/12/25, Vol.4(4), pp.229-234
Hauptverfasser: 鹿間, 直人, 伊津野, 格, 小口, 正彦, 曽根, 脩輔, 輪湖, 正, 武井, 一喜
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:1971年1月から1991年9月までの下咽頭癌66例の放射線治療成績をretrospectiveに検討し, 放射線治療の指針を探った.Tlの2症例は局所照射 (原発巣へ54Gyおよび61Gyが投与) で治療され, 照射単独で局所制御された.T病期にかかわりなく頸部リンパ節転移陰性例 (30例) のうち原発巣が制御された15例において, 予防的頸部照射例 (6例) と非照射例 (9例) のリンパ節非再発率は各々100%, 55.5%であり, 前者で再発率が有意に低かった (p
ISSN:1040-9564
1881-9885
DOI:10.11182/jastro1989.4.229