42 リラキシン及びIGFがスナネズミ(Meriones unguiculatus)のblastocystに及ぼす影響
【目的】スナネズミは疾病モデル動物として近年用いられているが, 発生分野における歴史は浅い. 胚の発達においても未だ研究途上であり, 既知培養液単独によるblastocystまでの発生は報告されていない. そこで, 本実験ではインシュリンスーパーファミリーであるリラキシン(RLN)及びIGFの培養液への添加が, スナネズミ胚へ及ぼす影響を明らかにすることを目的として, 以下の実験を行った. 【方法】10~12週齢のメススナネズミにPMSG(5IU)及びhCG(20IU)を投与し, 過排卵処理及びオススナネズミとの交配を行った. hCG注射の136時間後に, メススナネズミの子宮からmM16培養...
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Veröffentlicht in: | Journal of Mammalian Ova Research 2008, Vol.25 (2), p.192-192 |
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Hauptverfasser: | , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 【目的】スナネズミは疾病モデル動物として近年用いられているが, 発生分野における歴史は浅い. 胚の発達においても未だ研究途上であり, 既知培養液単独によるblastocystまでの発生は報告されていない. そこで, 本実験ではインシュリンスーパーファミリーであるリラキシン(RLN)及びIGFの培養液への添加が, スナネズミ胚へ及ぼす影響を明らかにすることを目的として, 以下の実験を行った. 【方法】10~12週齢のメススナネズミにPMSG(5IU)及びhCG(20IU)を投与し, 過排卵処理及びオススナネズミとの交配を行った. hCG注射の136時間後に, メススナネズミの子宮からmM16培養液を用いてearly blastocystを回収・洗浄した. RLN(20ng/ml)・IGF(100ng/ml)をそれぞれ添加したmM16培養液中で37℃・5%CO2条件下で培養を行った. 24時間培養した胚を回収し, PI(総細胞)及びhoechst 33342(内細胞塊)で染色した. 落射蛍光顕微鏡を用い, 352nmの励起光を用いて観察し, 細胞数をカウントした. |
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ISSN: | 1341-7738 |