23 受精障害と考えられる症例に対する当院での試み
【目的】ARTにおいて受精障害を予測することは困難であり, その原因は様々で不明な点が多く, 体外受精(conventional-IVF;以下c-IVF)や顕微授精(ICSI)を施行し, 初めて明らかとなる. 受精障害により治療がキャンセルとなることを回避するために当院では, 症例によってc-IVFおよびICSIのSplitを施行している. しかし, 精液処理後の所見が不良の場合, ICSIのみの対象となる. 当院における基準でICSI適応となった症例の受精率は, 78.4%(6019/7677;656周期;2007年1~12月)である. ICSIを施行しても受精卵が得られない症例や受精障害と...
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Veröffentlicht in: | Journal of Mammalian Ova Research 2008, Vol.25 (2), p.173-173 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 【目的】ARTにおいて受精障害を予測することは困難であり, その原因は様々で不明な点が多く, 体外受精(conventional-IVF;以下c-IVF)や顕微授精(ICSI)を施行し, 初めて明らかとなる. 受精障害により治療がキャンセルとなることを回避するために当院では, 症例によってc-IVFおよびICSIのSplitを施行している. しかし, 精液処理後の所見が不良の場合, ICSIのみの対象となる. 当院における基準でICSI適応となった症例の受精率は, 78.4%(6019/7677;656周期;2007年1~12月)である. ICSIを施行しても受精卵が得られない症例や受精障害と予測される症例に対しては, その後の周期において人為的活性化処理を併用することもある. これまでに, ヒトにおける受精障害症例に対する人為的活性化処理法としてカルシウムイオノフォア処理, ストロンチウム処理および電気活性化処理などが報告されている. そこで, 当院では, ICSI後受精率の低い症例に対して, 人為的活性化処理として電気活性化処理を施行し, 受精率の改善ができるか検討した. |
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ISSN: | 1341-7738 |