ウィズコロナ時代の新たな医療に対応できる人材の育成を目指した臨床準備教育におけるオンライン服薬指導実習の試み

「緒言」2000年代初頭から医療に関連する情報提供, 質の向上, 効率化, 及び安全対策の観点から医療の情報化, デジタル化が進められ, 診療録の電子化 (電子カルテ), オーダリングシステム, レセプト電算処理シムテム (レセプトコンピュータ) が導入された. 2010年台にレセプトが原則電子請求になり, 2017年には400床以上を有する病院の電子カルテ普及率が85.4%になった. 2020年代には電子化された医療情報を行政や大学, 製薬メーカーが公衆衛生活動や学術研究に活用する2次利用が期待されている. そのような状況の中, 医療の質向上のために遠隔地にいる専門医による診療支援や在宅にお...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:YAKUGAKU ZASSHI 2023/12/01, Vol.143(12), pp.1047-1056
Hauptverfasser: 河野, 奨, 加地, 弘明, 毎熊, 隆誉, 吉井, 圭佑, 田坂, 祐一, 出石, 恭久, 北村, 佳久, 名和, 秀起, 島田, 憲一, 中西, 徹, 森, 秀治, 洲崎, 悦子, 塩田, 澄子
Format: Artikel
Sprache:jpn
Schlagworte:
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:「緒言」2000年代初頭から医療に関連する情報提供, 質の向上, 効率化, 及び安全対策の観点から医療の情報化, デジタル化が進められ, 診療録の電子化 (電子カルテ), オーダリングシステム, レセプト電算処理シムテム (レセプトコンピュータ) が導入された. 2010年台にレセプトが原則電子請求になり, 2017年には400床以上を有する病院の電子カルテ普及率が85.4%になった. 2020年代には電子化された医療情報を行政や大学, 製薬メーカーが公衆衛生活動や学術研究に活用する2次利用が期待されている. そのような状況の中, 医療の質向上のために遠隔地にいる専門医による診療支援や在宅において安心できる療養の継続を目的として, 2018年度の診療報酬改定でオンライン診療が制度化された. 2019年末に発生した新型コロナウイルス感染症 (coronavirus disease 2019 : COVID-19) の影響を受け, 社会のサービスの在り方が大きく変化した.
ISSN:0031-6903
1347-5231
DOI:10.1248/yakushi.23-00116