薬学領域に貢献するメディシナルケミストリー最前線

全人類の英知と現在までのたゆまぬ努力は, 医学・薬学, 及び関連学際的領域に大きな進歩をもたらし, 人々の平均余命の延長に貢献してきた. その中でもペニシリン, ストレプトマイシンなどに代表される薬用天然物の登場は, 平均余命の改善に対するブレイクスルーになっていると考えられ, 医薬品は人々の健康に大きく貢献してきた背景がある. しかしながら, 平均余命の改善した現在でも有効な治療手段の乏しい疾患が数多く残されている. こうした病気に対する治療法開発は社会的要請が極めて高く, それに応えることは医療従事者のみならず新薬の開発に携わる者すべてに課せられた使命である....

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:YAKUGAKU ZASSHI 2022/04/01, Vol.142(4), pp.345-345
1. Verfasser: 白井, 孝宏
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:全人類の英知と現在までのたゆまぬ努力は, 医学・薬学, 及び関連学際的領域に大きな進歩をもたらし, 人々の平均余命の延長に貢献してきた. その中でもペニシリン, ストレプトマイシンなどに代表される薬用天然物の登場は, 平均余命の改善に対するブレイクスルーになっていると考えられ, 医薬品は人々の健康に大きく貢献してきた背景がある. しかしながら, 平均余命の改善した現在でも有効な治療手段の乏しい疾患が数多く残されている. こうした病気に対する治療法開発は社会的要請が極めて高く, それに応えることは医療従事者のみならず新薬の開発に携わる者すべてに課せられた使命である.
ISSN:0031-6903
1347-5231
DOI:10.1248/yakushi.21-00185-F