国立大学における「実践的医療薬学教育プログラム」の現状

「はじめに」"医療現場において薬剤師が職能を十分に発揮できる高度な能力の養成"を目指した「実践的医療薬学教育プログラム」では, まず各大学の現状について担当校[広島大学(リーダー校), 北海道大学, 千葉大学, 長崎大学]が中心となり, 国立大学14大学(薬学科)を対象にアンケート調査を実施した. 本総説では, アンケート結果を中心に, 担当校で計画あるいは実施されている取り組みについて紹介する. 「1. 調査方法」アンケート調査の内容をTable 1に示す. 調査は国立14大学を対象にメールにて行い, 14大学より回答を得た(回答率100%). 「2. 調査結果」「2-1...

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Veröffentlicht in:YAKUGAKU ZASSHI 2012/03/01, Vol.132(3), pp.345-350
Hauptverfasser: 小澤, 光一郎, 菅原, 満, 関根, 祐子, 中嶋, 幹郎
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「はじめに」"医療現場において薬剤師が職能を十分に発揮できる高度な能力の養成"を目指した「実践的医療薬学教育プログラム」では, まず各大学の現状について担当校[広島大学(リーダー校), 北海道大学, 千葉大学, 長崎大学]が中心となり, 国立大学14大学(薬学科)を対象にアンケート調査を実施した. 本総説では, アンケート結果を中心に, 担当校で計画あるいは実施されている取り組みについて紹介する. 「1. 調査方法」アンケート調査の内容をTable 1に示す. 調査は国立14大学を対象にメールにて行い, 14大学より回答を得た(回答率100%). 「2. 調査結果」「2-1. 医学部及び附属病院, 薬局との連携と取り組み」長期実務実習以外で, 実習や研修など, 附属病院, 地域病院, 地域薬局との連携を必要とする取り組みを実施あるいは計画しているかとの質問に対し, 14大学中11大学から実施あるいは計画しているとの回答が得られた.
ISSN:0031-6903
1347-5231
DOI:10.1248/yakushi.132.345