学んでつなげる糖尿病の基礎知識 —教育現場からのアプローチ

「1. はじめに」 薬学教育は平成18年度より6年制が導入され, Computer Based Testing(CBT;知識及び問題解決能力を評価する客観試験), Objective Structured Clinical Examination(OSCE;技能・態度を評価する客観的臨床能力試験), 薬剤師生涯学習(卒後教育)等が起動し始めた. 6年制導入により薬剤師国家試験においても求められる薬剤師像がより明確化された. 薬剤師法, 第3章「試験」の第11条において, 「試験は, 薬剤師として必要な知識及び技能について行なう」1)と記載されており, 4年制薬剤師国家試験の合格基準では「薬剤師...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:YAKUGAKU ZASSHI 2011, Vol.131(6), pp.893-899
Hauptverfasser: 村上, 理, 松野, 良智, 鈴木, 素邦, 木暮, 喜久子
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「1. はじめに」 薬学教育は平成18年度より6年制が導入され, Computer Based Testing(CBT;知識及び問題解決能力を評価する客観試験), Objective Structured Clinical Examination(OSCE;技能・態度を評価する客観的臨床能力試験), 薬剤師生涯学習(卒後教育)等が起動し始めた. 6年制導入により薬剤師国家試験においても求められる薬剤師像がより明確化された. 薬剤師法, 第3章「試験」の第11条において, 「試験は, 薬剤師として必要な知識及び技能について行なう」1)と記載されており, 4年制薬剤師国家試験の合格基準では「薬剤師国家試験は, 薬剤師として必要な知識及び技能について試験するものであり, 総合成績が一定水準以上であり, かつ, 新たに設ける4つの試験科目毎に一定水準以上のものを合格者とする」と定められていた. これに対し, 6年制薬剤師国家試験のあり方として以下の内容が発表された.
ISSN:0031-6903
1347-5231
DOI:10.1248/yakushi.131.893