立体モデルを用いたPNLの術前シミュレーション

経皮的腎砕石術 (PNL) を行う患者を対象に, 腎盂腎杯と腎結石を実物大に再現した立体モデルを作製して術前シミュレーションを行った. 合計14症例の立体モデルを作製し, その有用性を検証した. 全14症例において, シミュレーションで予定した第一候補の腎杯へトラクトを作製できた. 9症例は初回PNLのみでstone-freeを獲得できた. 残りの5症例は追加治療 (PNL 4例, 尿管鏡 1例) を要した. 周術期合併症は, 抗菌剤治療の延長を要する38度以上の発熱が1例と, 48時間後に発症した心筋梗塞が1例あった. 輸血を要する出血はなかった. 立体モデルを用いた術前シミュレーションによ...

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Veröffentlicht in:Japanese Journal of Endourology 2017, Vol.30(2), pp.196-201
Hauptverfasser: 高沢, 亮治, 北山, 沙知, 内田, 裕將, 吉田, 賢, 辻井, 俊彦
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:経皮的腎砕石術 (PNL) を行う患者を対象に, 腎盂腎杯と腎結石を実物大に再現した立体モデルを作製して術前シミュレーションを行った. 合計14症例の立体モデルを作製し, その有用性を検証した. 全14症例において, シミュレーションで予定した第一候補の腎杯へトラクトを作製できた. 9症例は初回PNLのみでstone-freeを獲得できた. 残りの5症例は追加治療 (PNL 4例, 尿管鏡 1例) を要した. 周術期合併症は, 抗菌剤治療の延長を要する38度以上の発熱が1例と, 48時間後に発症した心筋梗塞が1例あった. 輸血を要する出血はなかった. 立体モデルを用いた術前シミュレーションによって, 安定した手術操作を行うことができた.
ISSN:2186-1889
2187-4700
DOI:10.11302/jsejje.30.196