放線菌Streptomyces sp. 590由来の抗腫瘍性酵素L-メチオニン脱炭酸 酵素の遺伝子クローニング,組換え発現,均一精製および性質検討
L-メチオニン脱炭酸酵素(MetDC)(EC 4.1.1.57)は, L-メチオニンの脱炭酸を触媒して, 3-メチルチオプロピルアミンおよびCO2を生じる反応を触媒する. MetDCは補酵素としてピリドキサール5'-リン酸(PLP)を必要とするビタミンB6酵素の1種である. 細菌由来のアミノ酸脱炭酸酵素の研究例は非常に少なく, 生理的役割をはじめ多くのことが不明のままであった. 中でもMetDC は限られた生物種(放線菌, シダ植物, 海産渦鞭毛藻)に存在が知られていたが遺伝子レベルの研究は全く行われていなかった. 我々が着目した放線菌由来MetDCは他生物由来酵素に比べて, 基質特...
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Veröffentlicht in: | ビタミン 2018/03/25, Vol.92(3), pp.113-116 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | L-メチオニン脱炭酸酵素(MetDC)(EC 4.1.1.57)は, L-メチオニンの脱炭酸を触媒して, 3-メチルチオプロピルアミンおよびCO2を生じる反応を触媒する. MetDCは補酵素としてピリドキサール5'-リン酸(PLP)を必要とするビタミンB6酵素の1種である. 細菌由来のアミノ酸脱炭酸酵素の研究例は非常に少なく, 生理的役割をはじめ多くのことが不明のままであった. 中でもMetDC は限られた生物種(放線菌, シダ植物, 海産渦鞭毛藻)に存在が知られていたが遺伝子レベルの研究は全く行われていなかった. 我々が着目した放線菌由来MetDCは他生物由来酵素に比べて, 基質特異性が高く, L-メチオニン定量に有用と考えられる. また筆者らは, 放線菌Streptomyces sp. 590由来MetDCががん細胞に対して毒性を示すことを, がん細胞2株(HeLa, RERF-LC-AI)を用いた実験により明らかにした. |
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ISSN: | 0006-386X 2424-080X |
DOI: | 10.20632/vso.92.3_113 |