空気イオン環境の違いによるラットの生体中のB1, および血糖値と乳酸値への影響
【目的】空気イオン環境によって, ラットの生体中のB1および血糖値と乳酸値がどのように影響されるかを調べることを目的としている. 【方法】実験には10週令の雄のウイスターラット15匹を用いた. ラットをコントロール群, 空気マイナスイオン群, 空気プラスイオン群それぞれ, 5匹ずつ3群に分けて実験をおこなった. 空気イオン発生器を取り付けたダンプラ製の箱(92cm×38cm×36cm)にラットを5匹ずつ入れ, 毎日イオン環境に2時間曝露した. 空気イオン発生器は1秒間に1cm3当り, 数100万個のイオンを発生する. ラットの餌は粉末の飼料を1日につき15gずつ与えた. 実験はそれぞれ96日間...
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Veröffentlicht in: | ビタミン 2002, Vol.76 (3), p.171-172 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 【目的】空気イオン環境によって, ラットの生体中のB1および血糖値と乳酸値がどのように影響されるかを調べることを目的としている. 【方法】実験には10週令の雄のウイスターラット15匹を用いた. ラットをコントロール群, 空気マイナスイオン群, 空気プラスイオン群それぞれ, 5匹ずつ3群に分けて実験をおこなった. 空気イオン発生器を取り付けたダンプラ製の箱(92cm×38cm×36cm)にラットを5匹ずつ入れ, 毎日イオン環境に2時間曝露した. 空気イオン発生器は1秒間に1cm3当り, 数100万個のイオンを発生する. ラットの餌は粉末の飼料を1日につき15gずつ与えた. 実験はそれぞれ96日間行った. 実験開始45日後に, ラットの尻尾から血液を採取し, 乳酸値と血糖値を測定した. 乳酸値はラクテートプロセンサーを用い, 血糖値はテキスターZセンサーを用いて測定した. 実験終了後ラットの脳と血液を摘出した. 脳は大脳, 小脳, 脳幹に分離した. 神経組織と血液中のB1濃度をチオクローム蛍光法で定量した. 【結果】空気のプラスイオン環境曝露直後の乳酸値は空気マイナスイオン環境とコントロールに比較し有意(p |
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ISSN: | 0006-386X |