BF3試液によるビタミンAの呈色
E合成の最終工程の縮合においてZnCl2以外にBF3-etherateでも進行し, かつBF3-etherate, ZnCl2, FeCl3, SbCl3, SbCl5などがFriedel・Crafts反応の触媒としての共通の性質をもつことからAに反応させればSbCl3の場合と同様に反応するであろうことが想像される. 本反応についてはすでに1953年Kraussが検討し, AおよびPolyene類の検出に応用しているが呈色反応の性質についての詳細な研究を欠いているのでこの点について実験を行なつた. 「I試料」「 (1) BF3-etherate」BF3-etherateはHennionの方法に...
Gespeichert in:
Veröffentlicht in: | ビタミン 1958-09, Vol.15 (3), p.211-213 |
---|---|
Hauptverfasser: | , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
Tags: |
Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
|
Zusammenfassung: | E合成の最終工程の縮合においてZnCl2以外にBF3-etherateでも進行し, かつBF3-etherate, ZnCl2, FeCl3, SbCl3, SbCl5などがFriedel・Crafts反応の触媒としての共通の性質をもつことからAに反応させればSbCl3の場合と同様に反応するであろうことが想像される. 本反応についてはすでに1953年Kraussが検討し, AおよびPolyene類の検出に応用しているが呈色反応の性質についての詳細な研究を欠いているのでこの点について実験を行なつた. 「I試料」「 (1) BF3-etherate」BF3-etherateはHennionの方法によつてCaF2, 無水ホウ酸, 濃硫酸およびエーテルから合成し, 呈色反応にはCHCl3溶液として用いた (以下本試液をBF3試液と称す) . |
---|---|
ISSN: | 0006-386X |