小学5年生は,「いくつ (SV)」の料理を食べているか: 小学生における食事バランスガイド活用に向けての検討
「緒言」2005年に施行された食育基本法の前文には, 「様々な経験を通じて, 「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し, 健全な食生活を実践することができる人間を育てるものとして食育の推進が求められる」と述べられている1). 社会環境がめまぐるしく変わる現代において, 子どもの頃から, バランスのよい食べ方を身に付けることは, 子どもが生涯にわたって, 健康に過ごす上で大変重要であると考える. 小学校の学習指導要領には「食品の栄養的な特徴を知り, 食品を組み合わせてとる必要があることが分かること. 」と記述されている2). 現在, 小学校の食に関する学習では, 主に食品の体内での主な働き...
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Veröffentlicht in: | 栄養学雑誌 2009, Vol.67(3), pp.128-140 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「緒言」2005年に施行された食育基本法の前文には, 「様々な経験を通じて, 「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し, 健全な食生活を実践することができる人間を育てるものとして食育の推進が求められる」と述べられている1). 社会環境がめまぐるしく変わる現代において, 子どもの頃から, バランスのよい食べ方を身に付けることは, 子どもが生涯にわたって, 健康に過ごす上で大変重要であると考える. 小学校の学習指導要領には「食品の栄養的な特徴を知り, 食品を組み合わせてとる必要があることが分かること. 」と記述されている2). 現在, 小学校の食に関する学習では, 主に食品の体内での主な働きにより3つのグループにわける3色食品群が教材として使われており, 食品を組み合わせることでバランスよく食べるという学習をしている. しかし, このバランスのよい食事という単元の中には, どれだけ食べたらよいかという量についての学習は位置付いていない. |
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ISSN: | 0021-5147 1883-7921 |
DOI: | 10.5264/eiyogakuzashi.67.128 |