兵庫県住民検診における検診者の24時間尿中アミノ酸分析

兵庫県では, 昭和60年に「兵庫県民健康憲章」を策定し, 県民の主体的な健康づくりへの取り組みの支援を行ってきた. その間, 人々の健康に対する関心が高まってきたと思われる反面, その意志に対する行動への変容に繋がっていないことが大きな課題でもある. 一方, 厚生労働省は, 平成12年度より第三次国民健康づくり対策として, 「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」をスタートした. この活動に関連し, 兵庫県でも「健康ひょうご21県民運動」と題して健康づくり運動を推進している1). 従って, 健康寿命の延伸などを実現するために, 2010年度を目途とした具体的な目標等を提示している...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:栄養学雑誌 2005-12, Vol.63 (6), p.357-362
Hauptverfasser: 高橋享子, 鎌田陽子, 北森一哉, 橋本加代, 池田克巳, 家森幸男
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:兵庫県では, 昭和60年に「兵庫県民健康憲章」を策定し, 県民の主体的な健康づくりへの取り組みの支援を行ってきた. その間, 人々の健康に対する関心が高まってきたと思われる反面, その意志に対する行動への変容に繋がっていないことが大きな課題でもある. 一方, 厚生労働省は, 平成12年度より第三次国民健康づくり対策として, 「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」をスタートした. この活動に関連し, 兵庫県でも「健康ひょうご21県民運動」と題して健康づくり運動を推進している1). 従って, 健康寿命の延伸などを実現するために, 2010年度を目途とした具体的な目標等を提示している. さらに, 健康に関連する全ての関係機関, 団体などをはじめとして, 県民が一体となった健康づくり運動を総合的かつ効果的に推進し, 県民各層の自由な意志決定に基づく健康づくりに関する意識の向上及び取組を促そうとするものである. 近年, 人口の高齢化の進展に伴い, 疾病治療や介護に係わる社会的負担の増大が大きな問題となっている.
ISSN:0021-5147