ディジタル画像診断装置に付属する表示モニタの画像表示関数の解析
医用画像のディジタル化に伴い, PACS(Picture Archiving and Communication Systems)も普及し, 画像表示システムは多様化している. 現状では, 読影の主流はフィルムシャウカステンであるが, 病院間あるいは病院内においても, 画像表示デバイスが混在している. そのため, イメージャフィルムシャウカステン, 読影用モニタおよび参照用モニタとそれぞれ異なった階調特性を持つ画像表示デバイスが混在し, 画像調整や読影に支障をきたしていることが考えられる. 医用ディジタル画像の国際標準規格であるDICOM(Digital Imaging and Communi...
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Veröffentlicht in: | 医用画像情報学会雑誌 2005/05/01, Vol.22(2), pp.153-159 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 医用画像のディジタル化に伴い, PACS(Picture Archiving and Communication Systems)も普及し, 画像表示システムは多様化している. 現状では, 読影の主流はフィルムシャウカステンであるが, 病院間あるいは病院内においても, 画像表示デバイスが混在している. そのため, イメージャフィルムシャウカステン, 読影用モニタおよび参照用モニタとそれぞれ異なった階調特性を持つ画像表示デバイスが混在し, 画像調整や読影に支障をきたしていることが考えられる. 医用ディジタル画像の国際標準規格であるDICOM(Digital Imaging and Communicationsin Medicine)規格では, Part14においてモニタを含む表示デバイスの階調特性を統一するための画像表示関数(キャリブレーション曲線)としてGSDF(Grayscale Standard Display Function)を定義している[1]. GSDFは, AAPM(American Association of Physicists in Medicine)[2]やDIN(Deutsche Industrie-Norm)[3], あるいはIHE(Integrating the Health care Enterprise)[4]においても推奨されている画像表示一貫性確保のための規格である. |
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ISSN: | 0910-1543 1880-4977 |
DOI: | 10.11318/mii.22.153 |