ERCP関連手技後膵炎の重症度と鎮痛剤使用量の検討―重症化予知指標としての腹痛の評価

ERCP関連手技1209例に発症したERCP関連膵炎33例のデータをもとに,ERCP関連膵炎の膵臓痛(腹痛)のペインコントロールに必要とした鎮痛剤投与量を数値化することで,腹痛の程度と重症度予後因子スコアに相関があるか,ERCP関連膵炎発症早期の重症化予知因子となりうるか統計学的に解析した.症例ごとの鎮痛剤の使用量を痛みの指標(Drug pain score:DPS)によりスコア化し,重症度予後因子スコアとDPSの相関を統計学的に解析すると,ピアソンの相関係数はr=0.657 p...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:膵臓 2011, Vol.26(6), pp.709-718
Hauptverfasser: 明石, 隆吉, 清住, 雄昭, 上田, 城久朗, 中原, 和之, 山之内, 健伯, 陣内, 克紀, 小畑, 雅寛, 藤江, 里美, 佐々木, 善浩, 田村, 文雄, 浜田, 知久馬
Format: Artikel
Sprache:jpn
Schlagworte:
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:ERCP関連手技1209例に発症したERCP関連膵炎33例のデータをもとに,ERCP関連膵炎の膵臓痛(腹痛)のペインコントロールに必要とした鎮痛剤投与量を数値化することで,腹痛の程度と重症度予後因子スコアに相関があるか,ERCP関連膵炎発症早期の重症化予知因子となりうるか統計学的に解析した.症例ごとの鎮痛剤の使用量を痛みの指標(Drug pain score:DPS)によりスコア化し,重症度予後因子スコアとDPSの相関を統計学的に解析すると,ピアソンの相関係数はr=0.657 p
ISSN:0913-0071
1881-2805
DOI:10.2958/suizo.26.709