バイオセラム・プレート・タイプ・インプラントを植立した歯周疾患患者の5年以上の経過における臨床成績
臼歯部欠損を持つ歯周疾患患者17名 (男性6名, 女性11名) にインプラント材料の中の1つであるバイオセラム・プレート・タイプ・インプラントを植立し, 上部補綴物を装着した25症例の5年以上にわたる臨床的パラメーターとエックス線写真を経年的に分析した。その結果, インプラント体の残存率は96%であった。プロービングデプス, 歯肉出血指数, 歯肉炎指数およびプラークコントロールレコードはいずれの患者でも低い値を示した。また, エックス線写真による骨吸収量の経年的変化も僅かであった。この研究からバイオセラム・プレート・タイプ・インプラントは, 臨床的ならびに生物学的適合性にも優れた材料であること...
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Veröffentlicht in: | 日本歯周病学会会誌 1993/12/28, Vol.35(4), pp.719-725 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 臼歯部欠損を持つ歯周疾患患者17名 (男性6名, 女性11名) にインプラント材料の中の1つであるバイオセラム・プレート・タイプ・インプラントを植立し, 上部補綴物を装着した25症例の5年以上にわたる臨床的パラメーターとエックス線写真を経年的に分析した。その結果, インプラント体の残存率は96%であった。プロービングデプス, 歯肉出血指数, 歯肉炎指数およびプラークコントロールレコードはいずれの患者でも低い値を示した。また, エックス線写真による骨吸収量の経年的変化も僅かであった。この研究からバイオセラム・プレート・タイプ・インプラントは, 臨床的ならびに生物学的適合性にも優れた材料であることが示唆された。 |
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ISSN: | 0385-0110 1880-408X |
DOI: | 10.2329/perio.35.719 |