35.歯周疾患罹患歯の露出根面への歯垢微生物付着に関する研究 -とくにin vivoでのスケーリング面およびルートプレーニング面に対する歯垢形成について
Scaling(SC), Root planing(RP)を施した歯周疾患罹患露出歯根面におけるin vivoでの初期歯垢形成を観察するために以下の実験を行った. 被験者は口腔清掃が良好であり, 健康な歯周組織を有する医局員2名である. 試料は各隅角部においてattachment lossを5mm以上有する歯周疾患罹患抜去歯を用い, 両隣接面の5mm四方の区画に対して, 超音波スケーラーにて肉眼的に見える歯石を除去しSC面とした. SC後一方の隣接面に対しRPを手用スケーラーにて行った. その後処置面を4mm四方の試片として切り出した. 被験者2名の上顎臼歯部に適合するレジンステント上にSC試...
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Veröffentlicht in: | 日本歯周病学会会誌 1986, Vol.28 (1), p.402-402 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | Scaling(SC), Root planing(RP)を施した歯周疾患罹患露出歯根面におけるin vivoでの初期歯垢形成を観察するために以下の実験を行った. 被験者は口腔清掃が良好であり, 健康な歯周組織を有する医局員2名である. 試料は各隅角部においてattachment lossを5mm以上有する歯周疾患罹患抜去歯を用い, 両隣接面の5mm四方の区画に対して, 超音波スケーラーにて肉眼的に見える歯石を除去しSC面とした. SC後一方の隣接面に対しRPを手用スケーラーにて行った. その後処置面を4mm四方の試片として切り出した. 被験者2名の上顎臼歯部に適合するレジンステント上にSC試片, RP試片を設置し所定の時間(1,3,5,7,12時間)装着させた. 所定時間装着後, 口腔内から取り出しSEM用試料とした. また, 同条件にて1時間および3時間口腔内に装着した試片を. 95%アルコールにて固定後, アクリジンオレンジにて染色し, 落射型螢光顕微鏡にて菌数の算定も併せて行った. |
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ISSN: | 0385-0110 |