3.CPITN(WHO)による女子中学生及び高校生の歯周疾患の罹患状態調査

目的:歯周病は慢性疾患であるため放置されがちであり, 歯が喪失する第一の原因に挙げられる. 本疾患は予防及び早期発見早期治療が重要であるが, 対象は高齢者と考えられがちであり, 治療時期を逸することが多い. 小児期より発症し, 増齢と共にその病状が進行することから, 若年層よりの予防, および疾患の病状に応じた処置をすることが必要である. 本調査は若年齢者の女子を対象として歯周疾患の実態を把握することを目的とし, WHOの提唱するCPITNによる調査を行ないその有用性も検討した. 対象:仙台市内の某私立女子学院に在学する中学生371人および高校生824人である. 方法:多人数の集団であるため,...

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Veröffentlicht in:日本歯周病学会会誌 1986, Vol.28 (1), p.368-368
Hauptverfasser: 米田栄吉, 熊谷俊也, 茂木久和, 鈴木祐平, 堀内博
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:目的:歯周病は慢性疾患であるため放置されがちであり, 歯が喪失する第一の原因に挙げられる. 本疾患は予防及び早期発見早期治療が重要であるが, 対象は高齢者と考えられがちであり, 治療時期を逸することが多い. 小児期より発症し, 増齢と共にその病状が進行することから, 若年層よりの予防, および疾患の病状に応じた処置をすることが必要である. 本調査は若年齢者の女子を対象として歯周疾患の実態を把握することを目的とし, WHOの提唱するCPITNによる調査を行ないその有用性も検討した. 対象:仙台市内の某私立女子学院に在学する中学生371人および高校生824人である. 方法:多人数の集団であるため, 歯周疾患の指標は簡便な方法であるWHOのCPITNによった. う蝕状況の調査:A,B,C,Dの4段階とした.
ISSN:0385-0110