歯学部付属病院外来患者のエックス線診査による歯周炎の実態調査

新潟大学歯学部附属病院の新患患者972名の歯科用エックス線写真を用いて〓または〓の骨吸収量と骨吸収型の調査を行った。 その結果, 骨吸収量は加齢的に増加し, 常に男性の方が大きく, この性差は加齢的に大きくなった。顎差もあり, 下顎の方が進行していることが明らかとなった。しかし, 歯種別に更に細かく分析すると, それぞれに特徴的な所見が認められ, 特に6では罹患率が低いにもかかわらず, 骨吸収が高度の症例において垂直型でのみ加齢的に有意な増加を示した。...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本歯周病学会会誌 1986/03/28, Vol.28(1), pp.270-280
Hauptverfasser: 高塚, 真理子, 矢部, 曜子, 貴船, 玲子, 柳村, 知子, 原, 耕二
Format: Artikel
Sprache:jpn
Schlagworte:
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:新潟大学歯学部附属病院の新患患者972名の歯科用エックス線写真を用いて〓または〓の骨吸収量と骨吸収型の調査を行った。 その結果, 骨吸収量は加齢的に増加し, 常に男性の方が大きく, この性差は加齢的に大きくなった。顎差もあり, 下顎の方が進行していることが明らかとなった。しかし, 歯種別に更に細かく分析すると, それぞれに特徴的な所見が認められ, 特に6では罹患率が低いにもかかわらず, 骨吸収が高度の症例において垂直型でのみ加齢的に有意な増加を示した。
ISSN:0385-0110
1880-408X
DOI:10.2329/perio.28.270