Saliva-parotinの歯槽膿漏症患者に対する歯肉内注射の臨床成績

日本保存歯科学雑誌, 2(1)136(1959.5)Saliva-parotinの歯肉内注射を行い2ヶ月に亙り観察した. 歯肉嚢からの出血, 排膿, 歯肉の発赤, 腫脹及び歯肉の色沢, 歯牙の動揺, 口臭等の諸症状は軽減し, 病勢進行の阻止に効果が認められた. 尚, 若年者の方が老年者より僅に効果が目立ち, 男女差はなく, 病型に依る差は不明, レ線所見で歯槽骨の改善及び再生は認められず, 注射後約30分~1時間激痛を訴えた他は副作用を認めなかつた....

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Veröffentlicht in:日本歯槽膿漏学会会誌 1963, Vol.5 (2), p.146-146
Hauptverfasser: 中西貫, 西嶋栄, 高木哲郎, 野村重彦
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:日本保存歯科学雑誌, 2(1)136(1959.5)Saliva-parotinの歯肉内注射を行い2ヶ月に亙り観察した. 歯肉嚢からの出血, 排膿, 歯肉の発赤, 腫脹及び歯肉の色沢, 歯牙の動揺, 口臭等の諸症状は軽減し, 病勢進行の阻止に効果が認められた. 尚, 若年者の方が老年者より僅に効果が目立ち, 男女差はなく, 病型に依る差は不明, レ線所見で歯槽骨の改善及び再生は認められず, 注射後約30分~1時間激痛を訴えた他は副作用を認めなかつた.
ISSN:0385-0110