肺結核患者の口腔内所見に関する統計的観察
医療, 5, 321, 昭26 国立山中病院結核病棟入院中の肺結核患者17~77歳, 男女54名の口腔内所見を1カ年に亘り観察し, 1)齲蝕との関係について特異性を認めず, 2)歯牙支持組織疾患との関係は一般に全身症状の悪化している者程多く認めた. 3)口腔粘膜の状態は貧血暗紅色乾燥を呈しているものが多い. 4)結核患者の一般状態の低下によつて, 齲蝕の増大するという従来の考え方は, この研究では妥当でない....
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Veröffentlicht in: | 日本歯槽膿漏学会会誌 1963, Vol.5 (2), p.116-116 |
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Hauptverfasser: | , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 医療, 5, 321, 昭26 国立山中病院結核病棟入院中の肺結核患者17~77歳, 男女54名の口腔内所見を1カ年に亘り観察し, 1)齲蝕との関係について特異性を認めず, 2)歯牙支持組織疾患との関係は一般に全身症状の悪化している者程多く認めた. 3)口腔粘膜の状態は貧血暗紅色乾燥を呈しているものが多い. 4)結核患者の一般状態の低下によつて, 齲蝕の増大するという従来の考え方は, この研究では妥当でない. |
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ISSN: | 0385-0110 |