はじめに

世界全域で新しい節足動物媒介性感染症の発見や流行事例が報告されるにつれ, 各国保健部門に対してその感染症対策が強く求められるようになってきている. 2017年に発表された「Global vector control response 2017-2030」では, 世界保健機関(WHO)は各国政府に, 2030年までに節足動物が媒介する感染症の罹患数を, 2016年に報告された患者数から60%減ずるための取組, 対策の実行を求めている(WHO, 2017)....

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:Medical Entomology and Zoology 2019-03, Vol.70 (1), p.1-2
Hauptverfasser: 川端寛樹, 田仲哲也
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:世界全域で新しい節足動物媒介性感染症の発見や流行事例が報告されるにつれ, 各国保健部門に対してその感染症対策が強く求められるようになってきている. 2017年に発表された「Global vector control response 2017-2030」では, 世界保健機関(WHO)は各国政府に, 2030年までに節足動物が媒介する感染症の罹患数を, 2016年に報告された患者数から60%減ずるための取組, 対策の実行を求めている(WHO, 2017).
ISSN:0424-7086