8 ソロモン諸島におけるマラリア媒介蚊の調査(2)Human-Bait CollectionにおけるParous rateの雨期と乾期における変動(一般講演,第60回日本衛生動物学会西日本支部大会講演要旨)

ソロモン諸島ガダノレカナル島のTambokoとマライタ島のFiuにおいてHuman bait法によりハマダラカ成虫を1時間単位で採集した. 雨期には12night x peopleの採集で178匹を, 乾期には10night x peopleの採集で226匹を得た. 種は全てAnopheles farautiであった. 卵巣表面の気管細管の形態により, Parousrateを調べたその結果雨期では午後11時以前は11~50%(平均24.4%)と低いが, 11時以降は62~86%(平均79.5%)と高く, 顕著な差が認められたのに対し, 乾期では夕刻の7時以前の36.4%を除いて全体的に55%以...

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Veröffentlicht in:Medical Entomology and Zoology 2006/06/15, Vol.57(2), pp.167
Hauptverfasser: 村主, 節雄, 藤本, 千草, 原田, 正和, 大橋, 真, 石井, 明
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Zusammenfassung:ソロモン諸島ガダノレカナル島のTambokoとマライタ島のFiuにおいてHuman bait法によりハマダラカ成虫を1時間単位で採集した. 雨期には12night x peopleの採集で178匹を, 乾期には10night x peopleの採集で226匹を得た. 種は全てAnopheles farautiであった. 卵巣表面の気管細管の形態により, Parousrateを調べたその結果雨期では午後11時以前は11~50%(平均24.4%)と低いが, 11時以降は62~86%(平均79.5%)と高く, 顕著な差が認められたのに対し, 乾期では夕刻の7時以前の36.4%を除いて全体的に55%以上と高い傾向に有るが, 雨期における程時刻による顕著な差は見られなかった. 共同研究者:Hasan Anf-UL- and Rodney Itaki(Dept. of Intern. Med. Zool., Kagawa Univ., 川端真人(神戸大学, 国際交流)
ISSN:0424-7086
2185-5609
DOI:10.7601/mez.57.167_1