脳血管内治療におけるflat detector CT perfusionの有用性

「はじめに」脳血管障害患者の治療方針決定において, 脳血流動態の解析は最も重要なものの1つである. その評価において, single photon emission computed tomography (SPECT) やpositron emission tomography (PET) は依然gold standardであるが, CTやMRIを用いた簡便な脳灌流画像も, 有用な補助診断法として臨床現場で広く用いられている. さらに近年では, フラットパネル型脳血管撮影装置を用いて, 脳血管撮影室内で患者移送を要さず短時間でperfusion studyを行うことも可能となった. 近年,...

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Veröffentlicht in:脳卒中の外科 2018, Vol.46(4), pp.294-298
Hauptverfasser: 前田, 佳一郎, 越智, 崇, 後藤, 芳明, 南部, 翔平, 有澤, 慶
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:「はじめに」脳血管障害患者の治療方針決定において, 脳血流動態の解析は最も重要なものの1つである. その評価において, single photon emission computed tomography (SPECT) やpositron emission tomography (PET) は依然gold standardであるが, CTやMRIを用いた簡便な脳灌流画像も, 有用な補助診断法として臨床現場で広く用いられている. さらに近年では, フラットパネル型脳血管撮影装置を用いて, 脳血管撮影室内で患者移送を要さず短時間でperfusion studyを行うことも可能となった. 近年, この手法を用いた急性期脳梗塞血栓回収療法における治療前後の灌流状態を比較した報告もされてきている.
ISSN:0914-5508
1880-4683
DOI:10.2335/scs.46.294