脳動静脈奇形に対するガンマ・ナイフ治療

脳動静脈奇形(AVM)に対するradiosurgeryに関しては, 1972年のSteinerらによる報告以来19), 治療に使用された機種はガンマ, ナイフ(GK)9)11)13)15)18)20)21)23)24), リニアック1-3)6)7)12)16), 粒子線治療器4)5)10)17)といろいろではあるが, 数多くの報告をみる. しかし, AVMに対するradiosurgeryに関する多施設共同研究の報告は今日のところないようである. われわれはAVMに対するGK治療の遠隔成績を可及的に大きな母集団で検討すべく, 1994年3月までにGKが稼働した国内12施設のうち11施設の協力によ...

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Veröffentlicht in:脳卒中の外科 1999, Vol.27 (4), p.241-247
Hauptverfasser: 山本昌昭, 田中孝幸, 朴永俊, 福岡誠二, 細田浩道, 平井達夫, 井上洋, 浜崎昌丈, 藤野英世, 井沢正博, 都築俊英, 岩井謙育, 小林達也, 城倉英史
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:脳動静脈奇形(AVM)に対するradiosurgeryに関しては, 1972年のSteinerらによる報告以来19), 治療に使用された機種はガンマ, ナイフ(GK)9)11)13)15)18)20)21)23)24), リニアック1-3)6)7)12)16), 粒子線治療器4)5)10)17)といろいろではあるが, 数多くの報告をみる. しかし, AVMに対するradiosurgeryに関する多施設共同研究の報告は今日のところないようである. われわれはAVMに対するGK治療の遠隔成績を可及的に大きな母集団で検討すべく, 1994年3月までにGKが稼働した国内12施設のうち11施設の協力により多施設共同研究を行った. 対象としたGK治療をうけた885例のAVM患者は, 各施設におけるconsecutive seriesであり, 調査した1997年4月の時点で治療後3年以上を経過した症例である. 患者の背景と方法 方法 1997年4月, アンケート調査表が1994年3月末の時点でGK治療が可能であった国内12施設に送られた. このアンケートに含まれた項目は以下のとおりである.
ISSN:0914-5508