遠赤外線放射体プラチナ電磁波繊維のヒト白血球機能および過酸化脂質形成反応への影響
可視光線より長い波長で, 3μm以上のものが遠赤外線とよばれているが, このうち, 3~16μmの波長のものは, 食品(野菜, 肉, 魚など)の原料をはじめ, 人体にもさまざまな影響を与えるといわれ1~7), 最近多くの企業に活用されはじめ, 通産省管轄の遠赤外線研究会の発足の準備が進められている. この遠赤外線の原理は, 量子論の立場から"光の物質化現象"すなわち"光電効果"を探ることにはじまるのである. すなわち, 遠赤外線は光の一種であるが, 光には波動性, 粒子性があり, 光粒子(光子)は物質内の原子に衝突して吸収され合体される. すると, 原子...
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Veröffentlicht in: | 炎症 1991/03/10, Vol.11(2), pp.135-141 |
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Hauptverfasser: | , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 可視光線より長い波長で, 3μm以上のものが遠赤外線とよばれているが, このうち, 3~16μmの波長のものは, 食品(野菜, 肉, 魚など)の原料をはじめ, 人体にもさまざまな影響を与えるといわれ1~7), 最近多くの企業に活用されはじめ, 通産省管轄の遠赤外線研究会の発足の準備が進められている. この遠赤外線の原理は, 量子論の立場から"光の物質化現象"すなわち"光電効果"を探ることにはじまるのである. すなわち, 遠赤外線は光の一種であるが, 光には波動性, 粒子性があり, 光粒子(光子)は物質内の原子に衝突して吸収され合体される. すると, 原子はエネルギーを持った光子の波で振動を起こし, 原子のまわりのマイナスの電荷を持った電子が振動し, 励起され, もとの原子に戻ろうとしてエネルギーを持った光子を放出する. そして, この放出された光子が, いまだ光の衝突を受けていたい新しい原子に再び衝突し, 同じく原子の振動, 励起状態が惹起され, つぎつぎとchain reactionとなって物質内の原子の振動, 励起が起こっていく. これが遠赤外線の物質に与える"光電効果"である1,2,5,6). |
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ISSN: | 0389-4290 1884-4006 |
DOI: | 10.2492/jsir1981.11.135 |