被既読無視場面に対するネガティブ感情の変化とアタッチメントスタイル
「問題と目的」既読無視とは, インスタントメッセージのLINEにおいて, メッセージを読んだものの, 返信をしない状況のことである. 既読無視されること(以下, 被既読無視とする)は, 他者からの非受容を連想させる. 特に親密な関係の中での被既読無視はネガティブ感情を生起させやすいと考えられる一方で, ネガティブ感情を経験しない人がいる(田附他, 2019)と言う指摘もある. しかし, この個人差をもたらす要因に関しては十分な検討が進められていない. 本研究では, その要因の1つとして, アタッチメントスタイル(attachment style:AS)に着目する. 青年期以降のASは自己および...
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Veröffentlicht in: | 応用心理学研究 2021/11/30, Vol.47(2), pp.130-131 |
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Hauptverfasser: | , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「問題と目的」既読無視とは, インスタントメッセージのLINEにおいて, メッセージを読んだものの, 返信をしない状況のことである. 既読無視されること(以下, 被既読無視とする)は, 他者からの非受容を連想させる. 特に親密な関係の中での被既読無視はネガティブ感情を生起させやすいと考えられる一方で, ネガティブ感情を経験しない人がいる(田附他, 2019)と言う指摘もある. しかし, この個人差をもたらす要因に関しては十分な検討が進められていない. 本研究では, その要因の1つとして, アタッチメントスタイル(attachment style:AS)に着目する. 青年期以降のASは自己および他者モデルのポジティブ/ネガティブさの組み合わせによって. 安定型, 拒絶型, とらわれ型, および恐れ型に分類される(Bartholomew & Horowitz, 1991). そして自己モデルのネガティブさは見捨てられ不安(Collins & Feeney, 2004), 他者モデルのネガティブさは親密な関係に対する回避を特徴とする(Bartholomew & Horowitz, 1991). |
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ISSN: | 0387-4605 2433-7633 |
DOI: | 10.24651/oushinken.47.2_130 |