Sulfoconjugationのラットにおける年齢差および性差

【目的】抱合反応のーつであるsulfoconjugationは, 異物および内因性化合物の代謝経路として重要であり, フェノール, アルコール, ヒドロキシルアミン, ヒドロキサム酸, アルキルアミン, アリルアミンおよび脂環式アミン等が本反応により代謝される. 我々はこれまでに, フェノール, アルコール, アルキルアミン, アリルアミンおよび脂環式アミンを基質としてsulfoconjugationの種差, 性差および年齢差を検討してきた1, 2, 3). 例えば, 成熟ラットにおいて, フェノールを基質とする場合には雄の活性が, アルコール, アルキルアミン, アリルアミンおよび脂環式アミ...

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Veröffentlicht in:薬物動態 1993, Vol.8 (suppl), p.669-672
Hauptverfasser: 岩崎一秀, 徳間洋二, 野田耕世, 野口英世
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:【目的】抱合反応のーつであるsulfoconjugationは, 異物および内因性化合物の代謝経路として重要であり, フェノール, アルコール, ヒドロキシルアミン, ヒドロキサム酸, アルキルアミン, アリルアミンおよび脂環式アミン等が本反応により代謝される. 我々はこれまでに, フェノール, アルコール, アルキルアミン, アリルアミンおよび脂環式アミンを基質としてsulfoconjugationの種差, 性差および年齢差を検討してきた1, 2, 3). 例えば, 成熟ラットにおいて, フェノールを基質とする場合には雄の活性が, アルコール, アルキルアミン, アリルアミンおよび脂環式アミンを基質とする場合には雌の活性が高いことを報告した. 本発表では, 胎児期より老齢期までのラットにおけるsulfoconjugationの年齢差および性差について, またsulfoconjugationのin vitroおよびin vivoとの相関性について報告したい.
ISSN:0916-1139