CPT-11の体内動態(第2報):ラット単回静脈内投与における体内動態(2)-血清,肝臓,腎臓および腸管組織中の代謝物濃度推移
新規カンプトテシソ誘導体であるCPT-11, (+)-(4S)-4, 11-diethyl-4-hydroxy-9-〔(4-piperidinopiperidino)carbonyloxy〕-1H-pyrano〔3', 4':6, 7〕indolizino〔1, 2-b〕quinoline-3, 14(4H, 12H)-dione hydrochloride trihydrate)は, 優れた抗腫瘍活性を有する抗癌剤1~4)である. CPT-11はFig, 1に示す経路で代謝されることがすでに確認されている5~7). 前報8)に続き, 本報では, 14C-CPT-11をラッ...
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Veröffentlicht in: | 薬物動態 1991-06, Vol.6 (1), p.97-104 |
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Hauptverfasser: | , , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 新規カンプトテシソ誘導体であるCPT-11, (+)-(4S)-4, 11-diethyl-4-hydroxy-9-〔(4-piperidinopiperidino)carbonyloxy〕-1H-pyrano〔3', 4':6, 7〕indolizino〔1, 2-b〕quinoline-3, 14(4H, 12H)-dione hydrochloride trihydrate)は, 優れた抗腫瘍活性を有する抗癌剤1~4)である. CPT-11はFig, 1に示す経路で代謝されることがすでに確認されている5~7). 前報8)に続き, 本報では, 14C-CPT-11をラット単回静脈内投与後の血清, 肝臓腎臓および小腸上部組織中の, 未変化体CPT-11, 代謝物SN-38および総放射能の濃度推移についての成績を報告する. 14C-CPT-11(Lot No. CP-898)は第一化学株式会社東海研究所で合成され, さらに試験直前に精製されたものを使用した. 合成ルート, 標識部位は前報で報告した8). 精製後の14C-CPT-11の比放射能は862. 1kBq/mgであり, 放射化学純度は99%以上であった. 非標識のCPT-11(Lot No. 800503)およびSN-38は, 株式会社ヤクルト本社中央研究所より供与されたものを用いた. その他の試薬溶媒類はすべて市販の特級品を用いた. |
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ISSN: | 0916-1139 |