新規抗血小板薬プレタールの体内動態における性差

血小板凝集抑制作用と末梢 血管拡張作用を併せ持つプレタールは, 右記の構造を有する新規抗血小板薬である. 本薬物を雌雄ラットに経口投与し体内動態を検討した. その結果, 大きな性差が認められたので, その原因を in vitro 及び in vivo における試験により検討した. またイヌ及びヒトにおける性差についても検討した. (実験) (1) 雌雄ラット及びイヌにおける体内動態 雌雄SD系ラット及びビーグル犬にプレタールあるいは 14C-プレタールを 3 あるいは 10mg/kg の用量で経口投与し, 体内動態を検討した. またヒトには, プレタールを100, 150あるいは 200mg/...

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Hauptverfasser: 秋山仁, 工藤庄次, 岡田圭三, 清水剛文
Format: Tagungsbericht
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:血小板凝集抑制作用と末梢 血管拡張作用を併せ持つプレタールは, 右記の構造を有する新規抗血小板薬である. 本薬物を雌雄ラットに経口投与し体内動態を検討した. その結果, 大きな性差が認められたので, その原因を in vitro 及び in vivo における試験により検討した. またイヌ及びヒトにおける性差についても検討した. (実験) (1) 雌雄ラット及びイヌにおける体内動態 雌雄SD系ラット及びビーグル犬にプレタールあるいは 14C-プレタールを 3 あるいは 10mg/kg の用量で経口投与し, 体内動態を検討した. またヒトには, プレタールを100, 150あるいは 200mg/body の用量で経口投与した. 血漿中未変化体及び代謝産物濃度は HPLC により定量した.
ISSN:0916-1139