一般社団法人日本脳神経超音波学会 認定脳神経超音波検査士試験問題と解説

認定脳神経超音波検査士の試験問題は原則として公表しませんが, 受験される方のために, 実際に出題された設問の中から代表的な設問と解説を掲載いたします. 受験の際の参考にして頂ければ幸いです. 「●分野1. 超音波診断の基礎領域 設問1. 生体内軟部組織において超音波周波数7.5MHzの場合に, 1波長の長さとして正しいものはどれか. 1つえらべ. 生体内軟部組織での音速は1500m/sとする. 1. 0.002mm 2. 0.02mm 3. 0.2mm 4. 2.0mm 正解: 3 解説: 超音波診断装置の距離分解能を理解するうえで, 生体内での波長の長さを理解することは, とても重要である....

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:Neurosonology 2023-12, Vol.36 (3), p.144-153
Hauptverfasser: 濱口浩敏, 斎藤こずえ
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:認定脳神経超音波検査士の試験問題は原則として公表しませんが, 受験される方のために, 実際に出題された設問の中から代表的な設問と解説を掲載いたします. 受験の際の参考にして頂ければ幸いです. 「●分野1. 超音波診断の基礎領域 設問1. 生体内軟部組織において超音波周波数7.5MHzの場合に, 1波長の長さとして正しいものはどれか. 1つえらべ. 生体内軟部組織での音速は1500m/sとする. 1. 0.002mm 2. 0.02mm 3. 0.2mm 4. 2.0mm 正解: 3 解説: 超音波診断装置の距離分解能を理解するうえで, 生体内での波長の長さを理解することは, とても重要である. 生体内での音速を, 周波数で除することで算出できる. JIS規格における, 生体内軟部組織の音速は1530m/sと規定されているが, 本設問では計算を容易とするために, 1500m/sとした. あとは, 単位を間違いなく算出できるかである. 計算式としては, 1500m/7.5MHzとなる.
ISSN:0917-074X