特発性頸部内頸動脈解離に対する血行再建術後に経口腔頸動脈超音波検査でステントを評価し得た1例
「はじめに」経口腔頸動脈超音波検査 (transoral carotid ultrasonography : TOCU) は1998年にYasakaらにより提唱された手法で, リニアプローブによる頸部エコー検査で観察可能な範囲よりも高位の頭蓋外内頸動脈を評価することが可能である. しかし経腟プローブは汎用性に欠け, 臨床の現場において十分普及しておらず, マイクロコンベックスプローブ (micro-convex probe : MCP) を使用したTOCUの変法 (modified transoral carotid ultrasonography : mTOCU) が報告されている. 今回わ...
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Veröffentlicht in: | Neurosonology 2021, Vol.34(2), pp.83-87 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「はじめに」経口腔頸動脈超音波検査 (transoral carotid ultrasonography : TOCU) は1998年にYasakaらにより提唱された手法で, リニアプローブによる頸部エコー検査で観察可能な範囲よりも高位の頭蓋外内頸動脈を評価することが可能である. しかし経腟プローブは汎用性に欠け, 臨床の現場において十分普及しておらず, マイクロコンベックスプローブ (micro-convex probe : MCP) を使用したTOCUの変法 (modified transoral carotid ultrasonography : mTOCU) が報告されている. 今回われわれは, 特発性頸部内頸動脈解離に対して頭蓋内ステントを用いて血行再建術を行い, mTOCUを用いてステント内腔を評価し得た1例を経験したので報告する. |
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ISSN: | 0917-074X |
DOI: | 10.2301/neurosonology.34.83 |