Yield and Accuracy of Urgent Combined Carotid/Transcranial Ultrasound Testing in Acute Cerebral Ischemia
急性期虚血性脳血管障害で行われる超音波検査は経頭蓋超音波検査や頸部頸動脈椎骨動脈超音波検査によりなされ, 各検査法の有用性が報告されてきた. 本研究では経頭蓋超音波検査と頸部頸動脈椎骨動脈超音波検査を同時に行い, 病変の描出と精度を検討し, 急性期虚血性脳血管障害での経頭蓋超音波検査と頸部頸動脈椎骨動脈超音波検査を併用した超音波診断の必要性を明らかとした. [目的]本研究では, 急性期虚血性脳血管障害症例で頸部頸動脈椎骨動脈超音波検査と経頭蓋超音波検査による神経超音波検査が血管内治療に適する病変を, 正確に描出しえるか検証する. [方法]神経超音波検査は, 携帯型頸動脈超音波診断装置と経頭蓋超...
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Veröffentlicht in: | Neurosonology 2004, Vol.17 (3), p.152-152 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 急性期虚血性脳血管障害で行われる超音波検査は経頭蓋超音波検査や頸部頸動脈椎骨動脈超音波検査によりなされ, 各検査法の有用性が報告されてきた. 本研究では経頭蓋超音波検査と頸部頸動脈椎骨動脈超音波検査を同時に行い, 病変の描出と精度を検討し, 急性期虚血性脳血管障害での経頭蓋超音波検査と頸部頸動脈椎骨動脈超音波検査を併用した超音波診断の必要性を明らかとした. [目的]本研究では, 急性期虚血性脳血管障害症例で頸部頸動脈椎骨動脈超音波検査と経頭蓋超音波検査による神経超音波検査が血管内治療に適する病変を, 正確に描出しえるか検証する. [方法]神経超音波検査は, 携帯型頸動脈超音波診断装置と経頭蓋超音波診断により行なった. 血管内治療対象病変の確定診断は脳血管撮影で行なった. 病変は, 近位部内頸動脈または外頸動脈の閉塞, near occlusion, 50%以上狭窄, 責任血管内の血栓に分類した. [結果]急性期虚血性脳血管障害150例症例で神経超音波検査を行った. 女性70例, 平均年齢66±15歳, 発症128分(中央値)後に神経超音波検査が行なわれた. 54症例(36%)で経動脈的血栓溶解療法を行なった. 神経超音波検査での異常所見は, 血栓溶解療法例98%, 血栓溶解療法非施行例76%, TIA症例42%と血栓溶解療法施行例で有意に(p |
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ISSN: | 0917-074X |