ハイパーサーミア装置の操作ガイドIII 腔内加温法
ハイパーサーミア学会QA委員会ではハイパーサーミア装置の操作ガイドを作成してきた. 1989年にRF容量結合型加温法1)2)を1990年にマイクロ波加温法3)4)について刊行した. さらにこれらを統合した形でハイパーサーミアガイドライン1998 5)が1998年に日本ハイパーサーミア学会誌に発表されている. 腔内加温装置の操作ガイドが唯一残されており今回, 新たに稿を起こして刊行することとなった. これによって本邦で認可されている全ての加温装置について操作ガイドが出揃うことになる. RF腔内加温の原理, 標準筋肉等価ファントムについてはRF容量結合型加温法の操作ガイドに記載されているものを大部...
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Veröffentlicht in: | 日本ハイパーサーミア学会誌 2003, Vol.19 (2), p.106-119 |
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Hauptverfasser: | , , , , , , , , , , , , , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | ハイパーサーミア学会QA委員会ではハイパーサーミア装置の操作ガイドを作成してきた. 1989年にRF容量結合型加温法1)2)を1990年にマイクロ波加温法3)4)について刊行した. さらにこれらを統合した形でハイパーサーミアガイドライン1998 5)が1998年に日本ハイパーサーミア学会誌に発表されている. 腔内加温装置の操作ガイドが唯一残されており今回, 新たに稿を起こして刊行することとなった. これによって本邦で認可されている全ての加温装置について操作ガイドが出揃うことになる. RF腔内加温の原理, 標準筋肉等価ファントムについてはRF容量結合型加温法の操作ガイドに記載されているものを大部分引用した. 腔内加温はRF容量結合型加温やマイクロ波加温等の領域加温とは異なり食道や直腸, 子宮等の深部臓器の腔内に直接アプリケータを挿入して加温を行うもので局所加温が可能で有効な温度上昇が期待できる. それだけに加温操作には慎重に行われる必要がある. 実際の臨床の現場で医師や技師が治療や操作を行う際の指針を提供することをねらいとして編集した. |
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ISSN: | 0911-2529 |