製剤研究のシンギュラリティ到来に向けたAI/DB研究

「1. はじめに」 ものつくりが好きだった私は, 尊敬する先生・研究者の皆様の多大なるご支援・ご鞭撻を賜り, これまで製薬企業で約15年間楽しく製剤研究に勤しんできた. 既に社内では若手と呼べない年齢になったが, 製剤研究人生に導き, 成長させて下さった方々に改めて感謝をお伝えする良い機会と捉え, これまで取り組んできた研究内容と供に, その交流についても簡単に紹介させて頂きたい. 私は中学生の頃から電子工作が好きで, 月に1回は父と日本有数の電気街である秋葉原のパーツ屋に出かけ, 所望のパーツを入手しては工作していた. 時には家の古くなった家電からパーツを拝借することもあったが, 母は怒らな...

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Veröffentlicht in:薬剤学 2024, Vol.84(4), pp.249-253
1. Verfasser: 高垣, 恵介
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「1. はじめに」 ものつくりが好きだった私は, 尊敬する先生・研究者の皆様の多大なるご支援・ご鞭撻を賜り, これまで製薬企業で約15年間楽しく製剤研究に勤しんできた. 既に社内では若手と呼べない年齢になったが, 製剤研究人生に導き, 成長させて下さった方々に改めて感謝をお伝えする良い機会と捉え, これまで取り組んできた研究内容と供に, その交流についても簡単に紹介させて頂きたい. 私は中学生の頃から電子工作が好きで, 月に1回は父と日本有数の電気街である秋葉原のパーツ屋に出かけ, 所望のパーツを入手しては工作していた. 時には家の古くなった家電からパーツを拝借することもあったが, 母は怒らなかった. 感謝している. 電子工作にはプログラミングが必須であり, 最初は雑誌付録のフロッピーディスクからプログラムを読み込み, 電子工作物に書き込みしていたが, 次第に物足りなくなり, 自身でプログラムするようになった.
ISSN:0372-7629
2188-3149
DOI:10.14843/jpstj.84.249