第23回製剤技術伝承実習講習会に参加して

2023年8月31日~9月1日の2日間, 星薬科大学にて第23回APSTJ製剤技術伝承会実習講習会が開催された. 本講習会では, 「製剤設計の基盤となる多様性広がる化合物の評価戦略III」をテーマに, 原薬物性評価の基礎から製剤設計への応用までの知識と技能取得を目指した講義・実習が行われ, 各企業から総勢28名が参加した. 講義1「製剤設計を見据えた物性研究総論」では, 武田薬品工業(株)山本先生より, 物性評価法の基本原理, 製剤設計において注意したい物性, 剤型・処方最適化戦略について, 実際の開発事例を踏まえて解説がなされた. 講義2「分光学を中心とした物性評価法総論」では, 星薬科大学...

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Veröffentlicht in:薬剤学 2024, Vol.84(1), pp.61-61
1. Verfasser: 岩井, 隆暁
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:2023年8月31日~9月1日の2日間, 星薬科大学にて第23回APSTJ製剤技術伝承会実習講習会が開催された. 本講習会では, 「製剤設計の基盤となる多様性広がる化合物の評価戦略III」をテーマに, 原薬物性評価の基礎から製剤設計への応用までの知識と技能取得を目指した講義・実習が行われ, 各企業から総勢28名が参加した. 講義1「製剤設計を見据えた物性研究総論」では, 武田薬品工業(株)山本先生より, 物性評価法の基本原理, 製剤設計において注意したい物性, 剤型・処方最適化戦略について, 実際の開発事例を踏まえて解説がなされた. 講義2「分光学を中心とした物性評価法総論」では, 星薬科大学 米持先生より, 赤外, ラマン, テラヘルツ等の分光法について, 原理や測定事例が説明された.
ISSN:0372-7629
2188-3149
DOI:10.14843/jpstj.84.61