薬物作用の統合的解析による創薬と最適な薬物療法の実現をめざして

1. 研究室のあゆみ 静岡県立大学薬学部の前身校である静岡薬科大学が昭和28年(1953年)4月に新制大学として開学したとき, 薬剤学教室は山岸譲氏を教授として発足した. その後, 小田武教授, 小菅卓夫教授に引き継がれ, 昭和42年(1967年)に製薬学科が新設された際, 講座の名称が薬剤製造学, そして薬品資源学となり現在に至っている. 現在の薬剤学教室(薬物動態学分野)は, 昭和42年に熊本大学から赴任された村田敏郎教授(元静岡薬科大学長)が創設された. 村田教授は生物薬剤学の教育, 研究を本学において手がけられ, 昭和58年(1983年)より木村良平教授に引き継がれた. そして, 平成...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:薬剤学 2007, Vol.67(1), pp.20-26
1. Verfasser: 山田, 静雄
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:1. 研究室のあゆみ 静岡県立大学薬学部の前身校である静岡薬科大学が昭和28年(1953年)4月に新制大学として開学したとき, 薬剤学教室は山岸譲氏を教授として発足した. その後, 小田武教授, 小菅卓夫教授に引き継がれ, 昭和42年(1967年)に製薬学科が新設された際, 講座の名称が薬剤製造学, そして薬品資源学となり現在に至っている. 現在の薬剤学教室(薬物動態学分野)は, 昭和42年に熊本大学から赴任された村田敏郎教授(元静岡薬科大学長)が創設された. 村田教授は生物薬剤学の教育, 研究を本学において手がけられ, 昭和58年(1983年)より木村良平教授に引き継がれた. そして, 平成16年より私にバトンタッチされている(図1).
ISSN:0372-7629
2188-3149
DOI:10.14843/jpstj.67.20