脳波による広告効果の測定-TVCMを見たときの脳波解析

私たちが一ヶ月に接触するテレビCMは2670回とも言われ, ヒトが情報を得ることに対し, 多大な影響力を有する. 本研究では, ヒトが飲料水CMを見ているときの事象関連電位(ERP)を測定し, 効果的な広告制作における一提案を行った. 実験方法として, 飲料メーカー3社のお茶, 清涼飲料, ビールの3銘柄の静止画像を被験者に見せ, ERPを測定した. 実験前アンケートと加算平均後のERPを比較した結果, 好感度の高いCMに対して電位の高いERPが検出された. 本実験に使用したCM以外の検証を行うことが今後の課題である....

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Veröffentlicht in:行動計量学 2005-03, Vol.32 (1), p.96-96
Hauptverfasser: 大倉 司, 土谷紘子, 溝口雅紀, 伊東由佳, 二宮理憙
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:私たちが一ヶ月に接触するテレビCMは2670回とも言われ, ヒトが情報を得ることに対し, 多大な影響力を有する. 本研究では, ヒトが飲料水CMを見ているときの事象関連電位(ERP)を測定し, 効果的な広告制作における一提案を行った. 実験方法として, 飲料メーカー3社のお茶, 清涼飲料, ビールの3銘柄の静止画像を被験者に見せ, ERPを測定した. 実験前アンケートと加算平均後のERPを比較した結果, 好感度の高いCMに対して電位の高いERPが検出された. 本実験に使用したCM以外の検証を行うことが今後の課題である.
ISSN:0385-5481