G3-3 事象関連電位による画像選択

ヒトを大脳によりコントロールされる一つのシステムであると捉えると, 外界からの情報を認識したり判断したりして自分自身の行動を決定する過程は, 大脳神経系の活動を測定することにより客観的に把握できると考えられる. 一方, 事象関連電位は外界からの刺激により誘発される電位であるが, ヒトの認知に関わる脳波として知られており, 様々な研究が進められている. そこで, ヒトの欲求を事象関連電位によって測定し, 画像を選択できるのではないかと考えた. 本研究では, 日常にある数個の品物の写真/線画を用いて, その中の一つを事象関連電位によって選択することが可能か否かを検討する...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:行動計量学 2003, Vol.30 (2), p.227-227
Hauptverfasser: 伊東由佳, 舩田眞里子, 二宮理憙
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:ヒトを大脳によりコントロールされる一つのシステムであると捉えると, 外界からの情報を認識したり判断したりして自分自身の行動を決定する過程は, 大脳神経系の活動を測定することにより客観的に把握できると考えられる. 一方, 事象関連電位は外界からの刺激により誘発される電位であるが, ヒトの認知に関わる脳波として知られており, 様々な研究が進められている. そこで, ヒトの欲求を事象関連電位によって測定し, 画像を選択できるのではないかと考えた. 本研究では, 日常にある数個の品物の写真/線画を用いて, その中の一つを事象関連電位によって選択することが可能か否かを検討する
ISSN:0385-5481