国立療養所における転倒危険因子の推定
国立療養所における転倒の危険性を入院時の簡単な調査項目から後ろ向きに調べた. 内的因子46項目について調査し, ロジスティックモデルへのあてはめを行った. 転倒危険性は, 事前に入院時の一般的な病歴, 現症, 服薬, 検査値等のカテゴリーより選ばれた13項目から推測可能であったが, R自乗値は41%であった. 易転倒性に影響する項目は影響の大きい順より, ふらつきの現症, 男性, 見当識障害, 下剤使用, 鎮痛薬使用, 動脈血酸素飽和度, であった. 本回帰式を用いると, 感度74%, 特異度91%で, 事前に易転倒性を推測することができた....
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Veröffentlicht in: | 医療 2004/08/20, Vol.58(8), pp.465-469 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 国立療養所における転倒の危険性を入院時の簡単な調査項目から後ろ向きに調べた. 内的因子46項目について調査し, ロジスティックモデルへのあてはめを行った. 転倒危険性は, 事前に入院時の一般的な病歴, 現症, 服薬, 検査値等のカテゴリーより選ばれた13項目から推測可能であったが, R自乗値は41%であった. 易転倒性に影響する項目は影響の大きい順より, ふらつきの現症, 男性, 見当識障害, 下剤使用, 鎮痛薬使用, 動脈血酸素飽和度, であった. 本回帰式を用いると, 感度74%, 特異度91%で, 事前に易転倒性を推測することができた. |
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ISSN: | 0021-1699 1884-8729 |
DOI: | 10.11261/iryo1946.58.465 |