(4) 診療情報管理士の役割

平成10年11月に開始された, 国立医療機関8施設を含む合計10施設における, 「急性期入院医療の定額支払制度」試行(いわゆる日本版DRG/PPS)は, 診療報酬請求上の出来事だけではなく, 「診療情報管理」, 「診療情報管理士」の世界にも大きな影響を与えている. とくに, 国立8施設のうち, 国立仙台病院と当院は, 「診療情報管理士」がその試行に大きな役割を果たし, さらに, 平成13年度からは, 民間医療機関を含んだ, 定額支払いをともなわない「試行診断群分類調査」も開始され, 基礎調査における, 「診療データベース」の構築等においても, その存在が注目されているところである....

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:医療 2002/12/20, Vol.56(12), pp.724-726
1. Verfasser: 阿南, 誠
Format: Artikel
Sprache:jpn
Schlagworte:
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:平成10年11月に開始された, 国立医療機関8施設を含む合計10施設における, 「急性期入院医療の定額支払制度」試行(いわゆる日本版DRG/PPS)は, 診療報酬請求上の出来事だけではなく, 「診療情報管理」, 「診療情報管理士」の世界にも大きな影響を与えている. とくに, 国立8施設のうち, 国立仙台病院と当院は, 「診療情報管理士」がその試行に大きな役割を果たし, さらに, 平成13年度からは, 民間医療機関を含んだ, 定額支払いをともなわない「試行診断群分類調査」も開始され, 基礎調査における, 「診療データベース」の構築等においても, その存在が注目されているところである.
ISSN:0021-1699
1884-8729
DOI:10.11261/iryo1946.56.724